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2008年10月11日
●10/10 終戦
140余の試合を戦ってきて、たった4試合を残して首位の座を明け渡し、残り3試合で力尽きてしまった。
怖いほど強かった春。「ひとつでも前の塁を」というどん欲なプレーの連続に、去年までとは明らかに違う強さを見た。体質改善に成功したチームは、順調に勝ち星を重ねた。僅差の試合をどんどんモノにしてゆく選手達が頼もしかった。2位とのゲーム差が開いていったのは、あくまで結果。早々に「秋の実り」を確信した時もあった。この強さは偶然ではないと信じていたし、今もそう思っている。
どこからズレ始めたんだろう。5番の不振? 主力の抜けた北京五輪? それとも猛暑? それとも…? 8月までのチームと、8月以降のチームは、まるで別物だ。つないで点を取ってきた打線が、どこかでぷっつり切れるようになった。4番が何もかも背負い込む形になった。もともとホームランで点を取ってきたチームではない。つながらなければ点が取れない。投手にかかる負担は大きくなるばかり。夏頃から自慢のリリーフ陣の失点が増え始めた。終盤は、鉄壁のハズのJFKにまでほころびが生じた。「悪循環」とは、8月以降の阪神をあらわすために用意された言葉なのかと思うほど。
10/3のヤクルト戦で5点差をひっくり返されたとき、確信だったものが崩れた。最後まであきらめたくはなかったし、岡田監督の胴上げが見られると思いたかったけれど、信じられる材料が何もなかった。一度傾いてしまった流れは、向きを変えるどころか、せき止めることもできず、気が付けば激流に飲み込まれていた。
幕切れは容赦なく訪れた…。
覚悟はしていた。ただ、大好きな大好きな選手達の苦しそうな顔を見ているのがつらかった。試合中から涙が止まらなかった。兄貴のホームラン、セッキーのホームラン、そして5回までは完璧に近かった下さんの投球。そして暗転。逆転された後、雨で中断したときは、「せめて最後まで戦わせてほしい。戦いの場を奪わないでほしい」と、今季初めて空に祈った。たった1点のビハインドが、こんなに重いなんて。
なぜだかわからないけれど、最後のバッターが新井選手だったこと、そして兄貴でなかったことが救いのように思えた。
今は静かに現実を受け止めている。まだ悔しさはない。むしろ8月以降の試合があまりにも重かったから、その重圧から解放されてホッとした気持ちもある。こんなことを書くと「ファン失格」と言われるかもしれないが。
ただ、尋常じゃないショックを受けているであろう選手達が心配でならない。
2008.10.10/横浜
●阪神 3-4 横浜○
(勝)小林 (負)アッチソン (本塁打)金本、関本、村田
by.turbow | Tigers-game08 | 記事リンク | 01:28 | コメント (0) | トラックバック (0)
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